卵子が成長する中で、胚の細胞質の欠片として生じるものをあらわし、その現象をフラグメンテーションといいます。
このフラグメントの量が多いと妊娠率が低くなるという報告もあります。
しかし、フラグメントは胚の分割時において細胞質が再吸収することもあるので、一度の観察でフラグメントがあったからといって絶対的にグレードが2や3になるというわけではありません。
基本は朝1回の観察で移植もしくは凍結を実行するか判断します。この時点で判断しがたい胚に関しては、午後にもう一度観察し、状態が良くなっているようであれば移植や凍結を進めていきます。
胚培養士Tより
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