桑実胚とはなにか聞いたことありますでしょうか?
受精した卵子は卵割をはじめ初期胚へ成長を続けると桑実胚へ変化します。
卵割した割球ひとつひとつがまとまり細胞実質自体の体積が減るコンパクションという現象が起こり、この容姿が“桑の実”のようみ見えることから桑実胚といいます。ここから更に成長すると胚盤胞期にさしかかってきますが、このコンパクションが解離され再び初期胚へ戻ることもあります。その後は再度桑実胚になったり、そのまま成長が止まることも考えられます。
この桑実胚、だいたい培養4日目にあたることが多いと考えられますが、早いと培養3日目に到達していることもあります。
胚培養士Tより
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