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CMスタッフの日記

横浜市営地下鉄センター南駅で開院している生殖補助医療を専門にしたクリニックです。日々のクリニックでの出来事などをご紹介いたします。

アシステッドハッチング(AHA)

こんにちは。
培養Mです。
今回はアシステッドハッチング(AHA)についてお話させていただこうと思います。

AHAとは当院では主に移植の卵に行わせていただいている操作になります。
以前こちらのブログでもご紹介させていただきましたが、卵は初期胚と呼ばれる状態から胚盤胞というステージに成長していきようやく着床することが出来るようになります。
胚盤胞というステージの卵には成長によって6つの段階に分かれています。
この最終的な状態を孵化後胚盤法といい、卵を覆っている透明帯と呼ばれる膜から細胞が全て孵化し外に出ている状態のものになります。
この孵化した状態でようやく子宮内に着床することが出来るようになるのです。
中の細胞が成長のために拡張収縮を繰り返すことによって透明帯も伸張していき最終的に亀裂が入ってそこから細胞が出てきます。
しかし、一度凍結している卵はその透明帯が硬化してしまうことがあるので自力で透明帯を破れないことがあるんです。
そこで孵化を促進してあげる為にAHAを行います。

AHAには機械的方法や化学的方法など様々な方法があるのですが当院ではレーザー法を用いています。
この方法が現在一般的に広く行われている方法になるのですが、顕微鏡下でレーザーを照射し透明帯を蒸散させる方法になります。
これにより透明帯を菲薄または開孔してあげることによって中の細胞が少ないエネルギーで孵化しやすくなります。
卵にレーザーを照射させても大丈夫なの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、レーザーの出力や照射範囲などしっかりと確認してからの操作となりますので透明帯以外の部分にはレーザーが当たる事は無いので卵自体に害はありませんのでご安心ください。

今日のDrA
ラジオ体操192日目
ひとり

昨夜もビールを片手にTVの前で観戦
大逆転負け
前々日の相手ファンの気持ちを痛切に思い知らされました
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