読書の秋ということで、本好きには堪らない季節がやってきました。
夏にやっていたフェアで買った本などがいっぱいで、私の家にもこれから読みたい本が何冊かあります。
皆さんは本を手に取った際、何か疑問を感じたことはありますか?
実は、本の価格表示はほとんどが「本体+税」となっています。
何故わざわざこんな書き方をしているか、それには本を守る工夫が隠されています。
もし税込み価格表示で出版してしまうと、税率が変わった際に全ての表紙を印刷しな直さなければなりません。
こんなことになると、小さな出版社はそのコストでたちまち倒産してしまいます。
かつて税率が変更されたときに実際多くの出版社が倒産してしまったそうです。
また、今まで発行された全ての本の表紙を変えなければならなくなり、
破棄や絶版となる本も多くありました。
そんなことから現在の表示方法となっているのです。
来年3月から総額表示の義務化により本の価格表示も変わりますが、
この時どんなことが起こるかは想像できるでしょう。
デジタル化の進む世の中ではありますが、この先も紙の本が残っていくことを願うばかりです。
今日のDrA
ラジオ体操249日目
培養士1名参加
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